新入式、入学式、卒業式などの一大行事も終わり皆様は一段落といったところでしょうか。
探偵は世間が慌ただしい時期は依頼が減り、世間が落ち着くと逆に忙しくなるというあべこべの世界、日常の生活に戻って私の事務所もご相談のお問い合わせが増えてまいりました。
今回は、探偵に相談する方が増える時期ですので『悪質な探偵に騙されないためにも』調査料金を払うタイミングについてお話したいと思います。
基本的に物を購入する時は商品と交換に料金を支払うのが普通です。
例えばスーパーで魚を買おうと思ったらある程度自分で調べますよね。
どこで捕れた魚なのか、鮮度はどうなのかを調べ「〇〇の海で捕れた魚だから高い」「鮮度が悪いから安い」など、自分で納得してから購入されているかと思います。
しかしスーパーの鮮魚コーナーにサンマの写真が置いてあり「〇〇の海で捕れたサンマ」「脂がのって鮮度抜群」1匹1,000円と書いてあっても現物を確認しないと購入しないのではないでしょうか?
もし現物を確認せずに購入し、自宅で開けてみるとイワシのようなサンマだったらがっかりしますからね、、、。
探偵の調査もスーパーの「サンマ」と全く同じです!
探偵事務所の営業方針は様々あり、調査料金を調査前に請求してくる事務所もあります。
悪徳リフォームの営業マンのような相談員がいて「早く証拠を撮った方がいいですよ!」「当社はこうです、あーします!」「弊社は絶対証拠を撮ります!」と軽快なセールストークで契約を進め先に調査料金を支払わせる事務所は多くあります。
これがまさに先ほど例えたサンマの写真と同じです!!
探偵の商品は【報告書】、依頼した後に調査を開始するので、スーパーの魚のように報告書を先に確認し納得して購入することは出来ません。
それなのに調査料金を先に払うのはおかしなことだと思いませんか?
●お金を払った後に音信不通になったら?
●調査が失敗したら?
●ずさんな調査をされたら?
●契約内容と全く違ったら?
●報告書に納得ができなかったら?
●証拠が撮れなかったら?
こんな事態になったらどうしますか?
実際にこんなトラブルがあってもほとんどの人は泣き寝入りするしかありません。
ですので調査経費の前払い程度であれば問題はありませんが、高額な調査料金を前払いで支払うような探偵事務所は避けましょう。
調査力に自信がある探偵事務所は調査完了後に報告書を確認してもらい、依頼者様が納得したうえで調査料金を支払って頂く流れをとっているはずです。
探偵選びは慎重に、高額な調査料金の先払いは危険です。
それではまた。